今回、紹介するのは、ウルテです。
ウルテは、直径3~5㎝ほどの気管の軟骨のことです(食道の軟骨をウルテと呼ぶこともある)。
そのまま焼いてかじるにはちょっと硬すぎるため、
輪切りしてから包丁で丁寧に叩き、
さらに細かい切れ目を入れて、
誰にでも食べやすいように処理してあります。
最大の特徴は、味よりまず食感にあります。
噛み心地は「コリコリ」あるいは「カリカリ」か、それとも「カリコリ」です。
いずれにせよ歯に快く、いつまでも飽きない嚙み心地です。
よく焼いて食べるのもいいが、それでもなお歯ごたえがあり、さくさく噛めば、精妙な味がしみじみ湧き上がってきます。
ぜひご堪能下さい。