今回、紹介するのは、白子、といいながら、色は、こんなにキレイな淡い白です。
でも間違いなくこれが鶏の精巣、命の源のタマタマです。
むろん雄鶏しか付いていません。タマタマだから硬いだろう、と思わせながら、このやわらかさにはビックリです。
口の中でトロトローっととろける食感は、フグやタラの白子によく似ています。食感に比してこれといった味らしい味はなく、さっぱりしていて、しいてたとえれば卵の白身のようです。
だからタレで焼くのがいいです。鮮度のよいものなら匂いもなく、刺身でも十分楽しめます。この串1本が1羽分だが、焼鳥としては相当にレアなひと串です。