油を変えればアレルギーが軽減しますか?体に良い油は何?選び方は?

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油を変えればアレルギーが軽減する?体に良い油は何?選び方は?

こんにちわ。私はここ3、4年、急激に太り始めました。通院していますので、たまに血液検査をしますが、中性脂肪が高くなっていましたので、今年から食事に気をつけています!最近は私も唐揚げやトンカツなどはなるべく控えています!私も油というと摂りすぎると太る、体に悪いなど悪いイメージを持っています。でも油は体にとって大変重要な役割を持っているそうです。

◆油は、適量を摂らなければ体の様々な機能に悪影響を及ぼすそうです。油には、細胞膜を形成する、血液を造る、肌・髪のうるおいを守る、体温を維持する、脳や神経の働きを保つ等の働きがあります。不足すると血管が弱くなったり、脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、Kなど)の吸収が悪くなってしまいます

◆油と一括りにしても実に様々な種類があるのですが、液体であれ固体であれ、どんな油脂もすべて脂肪酸からできています。この脂肪酸はさらに飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2つに大別されます。

飽和脂肪酸

肉類やバター、乳製品など主に動物性の脂やココナッツオイルやパーム油などに多く含まれ、常温のときに固体であることが多く、酸化しにくいという特徴があります。

不飽和脂肪酸

オリーブオイルなど主に植物性の油に多く含まれ、常温では液体であることが多く、光や空気、熱によって酸化しやすいという特徴があります

※飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸はどちらも欠かせない油脂です。 大事なのはできるだけ質の悪い油を避けて、量とバランスを考えながら質の良い油を摂取することです。

質の良い油は?

質の良い油(体に良い油)とは、「α-リノレン酸(DHA、EPA)」「オレイン酸」「中鎖脂肪酸」などです。

、α-リノレン酸(DHA、EPA)は、オメガ3系と呼ばれる人間の体内では合成できない必須脂肪酸に分類され、現代日本人にとって最も必要とされている油だと言われています。α-リノレン酸はえごま油やアマニ油・大豆製品・くるみ等に、EPAやDHAはサバやイワシなどの青魚に多く含まれます。

2、α-リノレン酸は人間の体内に摂取されると、DHAやEPAに変換されます。主な働きは、血管をしなやかにして血流を改善する、コレステロール値や中性脂肪を低減する、炎症を緩和・抑制するのでアレルギー症状を改善する、精神を安定させ記憶・学習能力を高める、発がん予防効果などです。多くの現代日本人にとって不足しがちな脂肪酸で、目安として1日2g程度の摂取が推奨されています。α-リノレン酸は酸化に弱く、生で摂取する必要があり、保存にも気を付ける必要があります。

3、オメガ9系と呼ばれる脂肪酸に分類されるオレイン酸は、必須脂肪酸ではありませんが、悪玉コレステロールの上昇を抑え、人のカラダからでる油(皮脂)に最も多く含まれる成分のため、乾燥肌の予防にも有効です。オリーブオイルやごま油・アボカド・ナッツ類等に多く含まれるオレイン酸は、酸化に強いため加熱調理にも向いています。

4、中鎖脂肪酸は、ココナッツやパームフルーツなどヤシ科植物の種子の核部分に多く含まれる天然の成分です。

植物油はそのほとんどが長鎖脂肪酸です。中鎖脂肪酸が体に良い油としてすすめられる理由は、長鎖脂肪酸と比べて消化・吸収が早く、肝臓で素早く分解されてエネルギーとして利用されるため、体内に蓄積されにくく体脂肪の燃焼を活発にしてくれる作用が期待できるからです。中鎖脂肪酸は消化・吸収が早いことから体内での代謝が優先されるため、体内でケトン体が生成されやすいという特徴があります。このケトン体が認知症の最大要因である「アルツハイマー病」の予防に効果があると分かってきました。

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