今回、紹介するのは、鴨タンです。
カモノシタであって、カモノハシではありません。
鴨の端(くちばしのこと)の奥にある、鴨の舌のことです。
6つ並んだ小さな舌が、かつてどんな風に鳴き交わしていたのかを思えば、粗末に食べるわけにはいきません。
心して味わないといけないです。
タンといいながら想像以上にやわらかく、しかも歯触りはコリコリで脂ものっています。
こちらは皮を付けたまま生醤油で焼くにしても、牛・豚のタンとはずいぶん違います。
とろける部分と歯ごたえが一緒になって、しっくり融合しています。
中国料理の超高級食材の一つです。
この串1本が6羽分です。
ぜひ、ご堪能下さい。