今回、紹介するのは、鴨皮です。
淡く澄んだピンクがしっとりとした上質の脂を期待させます。
ももの皮を刺したひと串です。
鴨は皮下の脂肪層が厚いのが特徴です。
しかもその脂肪には、人間が体内で合成できない一価不飽和脂肪酸のオレイン酸はじめ、必須脂肪酸のリノール酸、αーリノレン酸など、血中コレステロール値を下げる働きをする脂肪酸が多く含まれているのでありがたいです。
脂っぽいようで脂っぽくない食感はパリパリで味わい深いです。
生醤油で焼いた鴨皮は、まるで北京ダックのようです。
皮の歯切れ、広がる脂がよく、両者が合わさって甘さが口いっぱいに広がります。
ぜひ、ご堪能下さい。