若葉のささやきという歌を天地真理が歌っていました。若葉が街に急に燃え出した。ある日私が知らないうちに。あなたの事で今はこの胸が一杯だから分からなかったの。と。私が中学校の時で、すごく懐かしくユーチュブで聞いています。もう初夏がやってきます。芽吹きの時を迎える5月は多くの山菜が市場に出回ります。中でもタラの芽は甘みと苦み、香りのバランスが絶妙で味覚が堪能できる大変おすすめの旬の食材です。季節感あふれる5月を代表する旬の食材となっています。
タラの芽は山菜の王様と言われる絶品の旬の味覚で、代表的な調理法は天ぷらで、良い香りとホクホクモチモチした食感を楽しめますね。他の料理はおひたしや味噌和え、炊き込みご飯など、バラエティに富んだレシピで活用する事ができます。
今回はたらの芽が持っている栄養と効能をご紹介します。たらの芽は、タラノキの新芽のことを指します。そんなたらの芽に含まれている豊富な栄養とその効能を調べてみました。
たらの芽の栄養と効能
1. タラの芽にはビタミンKがたっぷりと非常に多く含まれています。ビタミンKは、止血効果と骨や歯の形成を促す効果があるので、妊娠中や老年期の女性のライフサイクルに欠かせない栄養です。たらの芽などから積極的にビタミンKを摂取しましょう。
2. たらの芽には、妊娠中の女性に特に必要となる葉酸がとても多く含まれています。葉酸は、ビタミンに分類される栄養の一種で、造血効果と胎児の先天異常を予防する効能があります。妊娠中の女性は葉酸が不足しないように、しっかりと摂取するようにしましょう。
3. たらの芽には銅の含有量が多いことも大きな特徴です。銅は、体内の代謝に使われる酵素の材料となる栄養で、ミネラルの一種です。鉄分の利用を促したりして造血に効能を発揮します。
4. ビタミンEも大量に含まれています。ビタミンEは、身体の末端まで血行を良くする効果がある栄養で、冷え性やあかぎれ、しもやけの予防や改善に効きます。さらに、ビタミンEには強い抗酸化作用があるので、細胞の老化防止にも効能があります。
5. カリウムも豊富に含んでいます。たらの芽に含まれているカリウムは、体内の過剰なナトリウムの排出を促すので、むくみの解消にとても大きな効能があります。また、筋肉の収縮を正常化させる作用もあり、脚がつったりする症状の改善にも有効な栄養です。
6.特筆すべき食物繊維の多さです。食物繊維は、第6の栄養素とも呼ばれ体内で水分を含むと何倍にも膨れて満腹感を得やすくなる効果があります。また、食物繊維は腸のぜん動を促して老廃物を排出し、糖を巻き込んで血糖値の上昇を緩やかにするなどの効能もあります。